☆ 2021年4月18日
株式会社サンホープ(東京都目黒区)、カメイ商事株式会社(宮城県仙台市)は、宮城県大崎市の後藤農園の協力を得て、露地の畑で点滴自動潅水システムを用いてコメを栽培する(稲の乾田栽培)実験を始め、スマート君が設置されました。
日本では、コメは水田か陸田で栽培されるのが一般的ですが、海外では点滴灌水でコメの栽培を行う事例が報告されています。インドでは、水田の1/3の水資源で収量が水田と比べて25%も増えたとの実験結果も報告されています。(JAIN Irrigation Systems, India)
実験は、圃場面積が170㎡と小規模ですが、20㎝間隔に点滴でかん水できるドリップチューブを埋設、液肥を与えるファーティゲーションで、隣にある水田区と、収量・品質・労力コスト・水/肥料使用量を比較する計画です。