「スマート君」プレスリリース
2020年10月12日
株式会社アグリスマート
誰でもできるスマート農業
畑地灌漑に最適な自動灌水制御装置“スマート君”の販売開始
株式会社アグリスマート(東京都世田谷区、代表取締役:金丸洋一)は、オールインワン可搬移動型の畑地灌漑用自動灌水制御装置「スマート君」の販売を開始します。
「スマート君」は、”誰でもできるスマート農業”を実現するために、太陽光発電機能、クラウドサービスに繋がるための無線通信機能、土壌の乾燥度を測るセンサー、および灌水経路の開閉を行う電磁弁をコンパクトにオールインワンにした装置です。 商用電源のない圃場に置いて、畑地灌漑の水源と繋ぎ、土壌の乾燥度に応じで灌水を遠隔から自動制御することができ、営農の省力化を図ることができます。
「スマート君」が繋がる「アグリスマート学習型自動灌水制御システム(略称アグリスマートAI)」は、圃場の観測データから作物に最適な潅水量を決めて、遠隔から灌水時間を自動制御するクラウドサービスです。クラウドと繋がるゲートウェイを圃場に置き、圃場に配置される「スマート君」や観測専用センサー「センサーベース」との間を無線で接続します。操作は、全てスマホ(タブレット、PC)で行うことができ、誰でも使えるクラウドサービスです。
現在、有限会社太陽ファーム(宮崎県都城市、代表取締役牧田信良、http://makita-unso.com/taiyo/) で行われている農研機構が進める「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」でアグリスマートAIシステムが使われています。この利用者からの“誰でもが簡単に設置でき、さらに一人でも軽トラに積んで移動できる灌水装置がほしい”という要望を参考に開発されました。
なお「スマート君は」、2020年10月14日から開催の農業Week(千葉県幕張メッセ)で、株式会社サンホープ(www.sunhope.com)のブースで参考展示の予定です。製品は、2021年1月から出荷の予定です。
株式会社アグリスマート(www.agrismart.net)は、最新の情報通信やIoT技術を農業・園芸分野に活かし、よりスマートな営農作業で、“植物の力の最大化、人の労力の最小化”を目指す農業クラウドサービス会社です。
【添付資料】
アグリスマート学習型自動灌水制御システム(略称アグリスマートAI)の概要と製品仕様
【システムの特長】
圃場の観測データや農家の経験に基づいて作物に最適な灌水の制御を行うクラウドシステムです。
灌水制御装置は、太陽光発電+無線接続で、電源のない圃場でも灌水を行えます。
小型で可搬型なので、営農計画にあわせ圃場を移動して使用できます。
全ての操作をスマホやPCで行うことができます。
限られた人手、時間を有効に使うことが可能になります。
植物の力を最大化し、営農の省力化を図ります。
【システムの構成】
【スマート君の仕様】
太陽光発電・蓄電
LoRa 920Mhz無線接続
土壌水分張力センサー
(シンプルモデル1台、プレミアムモデル2台)
ソレノイド電磁弁制御2チャンネル
(電磁弁口径は選べます。)
温湿度・日射量計(プレミアムモデル)
簡易気象ステーション(プレミアムモデルオプション)
約450X250X650 mm
Agri Smart®は、株式会社アグリスマートの登録商標です。
下記から、最新のパンフレットPDFをダウウンロードできます。
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